小田原鋳物の歴史
小田原鋳物は、天文3年(1534年)に河内から来住した山田治郎左衛門が鋳物業を開いたことが始まりであると「新編相模国風土記稿(幕末編集)」に記されています。現在、小田原の地で製作されている小田原鋳物は、1686年(貞享3年)大久保氏に従属し、国替により小田原鍋町へ移り住み鋳物業を営んだ柏木家が伝統を引き継ぎ、砂張と呼ばれる鳴り物や圧搾鋳造術を取り入れた小田原の鳴り物メーカーとして有名になりました。最近では、箱根寄木細工とのコラボレートによる風鈴をはじめ、そのミニチュア風鈴をストラップとして製品化するなど、斬新なアイディアを駆使して新しい鋳物のカタチを提案し続けています。
商品のご案内
風鈴

御殿風鈴、松虫風鈴、鈴虫風鈴、吊鐘風鈴、小田原提灯風鈴、その他
花器、筆筒

柑子口花入れ、六角ソロリ、寿山、寿老人、その他
鳴物

五鈷鈴(上、持鈴)、面ベル、鳩ベル、金剛鈴、ミニリン、ドアベル、花ベル、天女鐘、半鐘、風鐸
文鎮
獅子 魚 水鳥等
砂張(サハリ)製:銅と錫の合金

<御殿風鈴>
余韻が長いのが特徴です。
黒澤映画「赤ひげ」に登場したことで有名になりました。

<提灯風鈴>
小田原提灯にちなんでいるためお土産としても人気です。
真鍮製:銅と亜鉛の合金

<松虫風鈴>
チリンチリンという音色が松虫の声のようです。

<鈴虫風鈴>
美しい音色は鈴虫の鳴き声のようです。

<吊鐘風鈴>
お寺の鐘をモチーフに作りました。

<二連風鈴> 松虫と鈴虫の風鈴を連ねました。
風鈴短冊

約50種余りのオリジナルの和紙短冊を揃えていますので、お好みでお選びになれます。箱根寄木細工の短冊もあります。
お祝い品

文鎮、ペーパーウェイトなど、記念に御名前をお入れしています。
小鈴

真鍮製の小さな鈴です。きれいな音色です。